今、稼げるブログのジャンルは何だろう?
ブログを副業として成り立たせていきたいと思っている人には、とても重要な話題です。
特定の人だけが検索するようなニッチなジャンルとは対照的に、
全国民が関心があるといっても過言ではないジャンルの一つに医療があります。
誰だって身体の不調や不安を感じたら、インターネットで検索した経験はあるでしょう。
かくゆう私は、ブログを初めた当初に選んだジャンルがこの「医療系」の記事だったのです。
詳細は省略しますがあれよあれよとPV数が増加し、
一年足らずで月額二桁プレイヤーになったのです。
ところが…
2017年の年末に突如革命が生じました。
グーグル様の健康アップデートですね。
グーグルアドセンス実践者の間では記憶に新しいかと思います。
その頃から徐々に収益は減少し、今や雀の涙に。
そんな医療系のジャンルですが、その後はどのような状況なのでしょうか?
今でも稼ぐ事は出来るのでしょうか?
私の現状を省みながら解説していきます。
そもそも健康アップデートとは何か?
あれはそう…
忘れもしない2017年12月6日のことです。
アドセンスの親元、Google様が「医療」そして「健康」に関連する検索結果の改善を行ったのです。
この検索アルゴリズムの改変によって、多くの医療・健康系のサイトの順位が影響を受けました。
この一連の過程を「健康アップデート」と呼んでいます。
この影響は計り知れないほど大きく、医療・健康分野のクエリ60%に影響を及ぼしました。
もう少し具体的にいうと、
医療機関・大手通販サイトの医療健康に関わる専門サイトの順位が上がり、
個人で運営するアフィリエイトサイトが大幅に順位を下げたのです。
専業で行なっていたアフィリエイターも廃業を余儀無くされる現状もありました。
なぜ、このような大まかな改善が行われたかというと、
一時期大流行していた質が低く、信頼性が担保されていないようないわゆる“まとめサイト”が横行していたからです。
とりわけ医療・健康というジャンルは偽りの情報に惑わされて深刻な被害が及ぶ可能性があるジャンルです。
このような背景があり、Google様が動いたというわけですね。
つまりは、健全で良質でオリジナルなサイトの運営をしろということです。
また、一つのジャンルのみに固執して生計を立てることがいかにリスクが高いかを痛感させられたかと思います。
このような大規模なアップデートのみならず、定期的に行われるアップデートによって、その後もこのような対象はズルズルと順位を下げる結果となりました。
(2018年8月初旬にも大幅なアップデートがありました。)
私の現在のPV数と健康アップデート前のPV数はどれくらい違う?
健康アップデートについてはご理解いただけましたか?
さてここで、「医療系ブログ」の実践者である私の実践報告から健康アップデートがいかに強力であったかを解説します。
プロフィールにも記載がありますが、医療系のサラリーマンである私の最も得意とする反るは当然「医療系」の記事です。
毎日、医療に関する記事更新を続けた結果、1年足らずで月に二桁の報酬を得るまでに。
しかしながら、健康アップデートの後に激減…
具体的には書けませんが、およそ1/5程度にまで減少しました。
PV数はどうだったでしょうか?
こちらも本当は記載したいところですが、規約違反になってしまうので正確な数値は記載できません。
ただ、健康アップデートが起きる直前の2017年11月と比べると約4割のPV減少が生じておりました。
その後、私自身が意気消沈し、ブログの更新頻度を下げたこともあり、綺麗な右肩下がりで推移していきました。
つまりは良質なサイトではなかったという評価を受けたわけです。
健康アップデートがいかに大きな打撃であったかがお分かりいただけたでしょうか。
結局稼げるジャンルなのか?
結局のところ今後の医療系の記事は稼げるジャンルなのでしょうか?
私個人見解としてはやはり難しいのではないかと思います。
現状様々な医療に関するワードで検索しても、ほとんどが個人ブログではなく病院や企業のサイトが上位表示されます。
特に新規参入するような初心者ではよほどの良いコンテンツでなければ勝負にならないでしょう。
または、今後伸びて行くようなワードで良質なコンテンツを書くとかですかね。
今後伸びて行くもの…
再生医療とかが思いつきますが、いかがなものでしょう。
自身のブログ記事をリライトするなどの手法を提唱する人もいますが効果のほどはどうなのでしょうか?
むしろ、是非今後の医療系ブログを復活させる良い方法があったら教えていただきたいものです。
まとめ
今回は、アドセンスにおいて医療系のブログは稼げるのか?
について、過去の健康アップデート後の自身の状況を踏まえて考えてみました。
健康アップデートは、健全で良質で、そしてオリジナルのコンテンツを作成していってほしいというGoogle様のメッセージだったのです。
といっても、私の医療系ブログのPV数を見ていただいたように、尋常じゃないほどのダメージを受けております。
私以外の多くの人も同じような状況なのではないでしょうか。
このような結果も含めて、個人で勝負して行くのはやはり難しいと思っています。
これぞ医療というようなワードを外して医療の中でもニッチな領域を攻める方法もあるかもしれません。
いつかGoogle様が再度、このような状況を一変させてくれるような改革を起こしてくれることを期待します。
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