HANABI(ハナビ)といえばアクロスの人気機種で、
現在でも設定状況の良さもあり、導入からかなり時間が経っているものの稼働の高い機種です。
また、古くからのシリーズのファンも多いことが稼働の高い理由の一つですが、
パチスロの基本とも言える様な優れたゲーム性が魅力だと私は常々思っています。
そんなハナビは、現在のホールでも全台系のイベントでは対象機種になりやすく、
また低設定の機械割も甘いことなどから積極的に設定狙いをする機種の一つです。
BIGさえ引ければ設定看破要素も豊富で、ある程度の看破は出来るだろうと思っていましたが、先日の実戦ではハナビの難しさを痛感させられました。
ハナビは高設定でも勝てない?
先日のあるホールでの実戦内容を紹介します。
当日は全台系が複数投入される取材がありました。
昼頃に4台設置のハナビの一台からBIG中のハズレが出現したのを通りがかりに偶然発見したのです。
知識がなさそうなご老人が打たれており、全飲まれの時点で辞められたので、申し訳ないながらもすかさずキープ。
当然閉店コースで打ち込む覚悟で実戦を開始しました。
すると、なんと隣の台からもハズレが出現したのです。
全台系を確信するとともに、これまたすぐに捨てられたために乗り打ち仲間と勝利を確信してぶん回しましたのです。
その結果が以下の通りです。
ハズレ台 その①
ハズレ台 その②
いかがでしょう。
なかなか苦しい展開ですよね。
いずれの台もBIGを引き負けており、伸ばせず苦しい展開です。
ホールの状況、取材の公約、過去の実績などから判断するに、
おそらく高設定は間違いないだけに余計苦しいのです。
(ちなみにいずれも看破要素としては5or6のラインで、偶・奇判別としても偶数より)
高設定でも引き負ければ勝ちきれない典型例ですよね。
これくらいならよくあるでしょ!
その通りですね。
では、以下の2台はどうでしょう。
ハナビの設定はボーナス確率じゃ分からない?
先の例は確かにハナビではあるあるのレベルですね。
高設定でも勝てないということはよくよく言われていました。
では、次の2台はどうでしょう。
実はこの2台は先ほどのハズレを引いた台の両隣の2台であり、
いずれもハズレが出現しており、間違いなく全台系と思われる台です。
その①
その②
いかがでしょうか?
悲惨なくらい引き負けていますよね。
ハズレを引いているだけに、
そして小役も良いだけになかなか辞めらない中での実践なので、余計苦しいですね。
当日の全4台の合算確率は以下の通りです。
これを見ると、ボーナス確率からは全台系とは到底思えないですよね。
しかしながら事実、全台がハズレを引くという高設定濃厚状態なんです。
まとめ
今回は実践を通して感じた、
ハナビの設定はボーナス確率じゃ分からない!!
ということと、高設定でも負けることが多いのではないかということを身を以て痛感した出来事を記載しました。
もちろん設定6でも負けるというのはどの機種でも、確率の問題なので十分あり得ることです。
ただ、4台高設定濃厚でありながらのこの結果は、やはりハナビは高設定でも負ける可能性が比較的高いということを示しているのでしょう。
反対にいうと、ボーナスさえ引ければ低設定でも勝てるということなので、この辺りが下でも甘いと言われる所以なのでしょう。
今回の実践を機にハナビのボーナス合算が良いからといって、
単独の要素で食いつく事はやめようと心から思った良い実践でした。
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