「自分は引きが弱い」
「あいつが勝っているのは引きが強いからだ」
このようにパチスロの会話の中では面白おかしく語られることが多いですね。
引きが強いというのは、確率以上の数値で強役を引いたり、
大事な局面で役を引けるかどうかなどのことを言います。
確かにこのような引きというのは、結果的にパチスロの勝敗に影響を与えます。
しかしながら、本当に必要なのは引きの強さなのでしょうか?
今回は、立ち回りの如何を引きの強弱によって左右してはならない理由について私見を述べてみます。
そもそも引きが強い人はいるのか?
そもそも本当に”引き”というものに特化して強い人が存在するのでしょうか?
確かにあの人は、ここぞって場面で強役を引っ張ってくる!
なんていうライターさんもいますよね。
かたや、なんであの確率で引けないんだ…
という自分の引きの弱さを嘆くこともあります。
確かに、短期的な試行においては、いわゆる確率のブレのようなものは存在するし、
一方は引けて、一方は引けないなんていうことは容易に起こり得ます。
しかしながら、同じ台で同じ設定であれば、役を引く確率は皆一緒です。
試行回数を重ねれば皆、同じような引きの確率に収束するのです。
もし、このような試行回数を重ねても圧倒的に引きに違いが出るのであれば、
違う設定を打っている(設定差のある役の場合)か、ゴト行為を行なっているのでしょう。
“引き”の強弱で立ち回りを左右してはいけない
上記のように、役を引く確率というのは、理論上同じ確率です。
引きが強いというのは、
たまたま短期的な試行で上下にブレただけであり、
それを誇張したり思い込みによって引きが強い人、そして弱い人が作られていきます。
そのため、
自分は引きが強いから、少し期待値のボーダーを下げよう。
こんな素人のような立ち回りをしていたら勝てるわけはありませんね。
パチスロの収益というのは長期的に見るものであり、
期待値の積み重ねこそが如実に結果に現れるからです。
確かに引きの強弱というのは結果に影響を与えます。
むしろ短期的に見れば、設定と同じくらい大事かもしれません。
しかしながら引きは必ず収束していきます。
一方、設定1と設定6を限りなく長い試行を重ねた場合には、必ず収束することはありません。
つまり、立ち回りに引きの強弱を盛り込んではならないのです!
まとめ
今回は、立ち回りの如何を引きの強弱によって左右してはならない理由について私見を述べてみました。
引きというのは、短期的な試行における確率のブレであり、
長期的な試行であれば収束するものです。
引きの強弱は結果に大きな影響は与えますが、長期的な収益には大きな影響はないものと考えます。
引きの強弱を語るのは非常に楽しいですよね。
ただし、それを立ち回りの如何に影響を与えてはいけません。
良い結果が生まれないのは目に見えています。
引きでパチスロを語っている人は大抵オカルトで立ち回る人か、
遠隔だのサクラだのと掲示板で騒いでいる人たちであると個人的には思っています。
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